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アロマを使ったお香の作り方とは?おすすめ精油6選もご紹介
香りの歴史
最終更新 2024年1月12日
精油(アロマオイル)のように香りを楽しむアイテムとして、お香も人気があります。 老舗のお香屋さんが、現代に生活様式に合わせて、香りを楽しめるような商品の展開をされています。
そんなお香を精油(アロマオイル)を使って、手作りしてみましょう。
目次
日本でお香が用いられたのは、仏教の伝来と同じく、6世紀ごろ。
お香について最も古い記述である日本書紀には、大きな木の塊が淡路島に流れ着き、それを燃やしたところ、良い香りがしたので、朝廷に献上したと記されています。
その木の塊は、沈水香木だったと言われています。
奈良時代には、仏前に香を供えるなど宗教的な意味合いが強かったそうです。
平安時代以降は、宗教的な使用だけではなく、貴族が香を楽しむようになりました。それから現代に至るまで、武士、商人、そして庶民にまで浸透し、日常的に使用されるようになりました。
沈水香木とは
ジンチョウゲ科の常緑樹の樹皮に傷がつき、それを治すために植物自身が出した樹液が固まって樹脂となり、長い時間をかけて成分が変質することで、特有の香りを放つようになったものを沈香(じんこう)といいます。沈香という名前は、普通の木よりも比重が重く「水に沈む」ことに由来します。
お香は宗教行事に欠かせないものでしたが、平安時代には個人が日常的に楽しむアイテムとなりました。
部屋の空間や衣にお香を焚きしめて楽しみました。
香りをまとうことは一種のファッションであり、その人の個性をも表現していました。 高貴な家では、いろいろな香材を組み合わせてオリジナルの香りを作り、そのレシピを子孫に伝えたそうです。
また、高貴な家柄の異性同志は直接顔を合わせず、御簾や屏風越しに会話をしたり、美しい女性がいると聞けば、その女性の屋敷に行き、物陰から覗いたりしていました。 お互い顔を合わせて会う機会がないので、声色と衣に焚きしめた香りで、相手の人となりや容貌を想像していました。 その様子は、紫式部の『源氏物語』でもうかがえます。
現代でも、お香は空間をプロデュースするアイテムとして使われます。 香りは生活必需品ではないかもしれませんが、香りを日常的に使用することで、心が豊かになるものだと考えます。
精油(アロマオイル)とお香の違いは、原料、製造方法や使用方法にあります。
お香の原料は香木を中心に、漢方などで使用される木や木の実、蕾、葉や茎そのものを粉末にし、原料として使用します。 また、精油(アロマオイル)も使用することがあります。
材そのものに芳香を有する木を香木といいます。(例:白檀、沈水香木)
漢方薬や生薬の原料を練りこんだお香です。(例:桂皮、丁子、安息香、龍脳、大茴香など)
植物の花や葉、枝、根等をお香の原料として使用します。原料を乾燥して刻みや粉状にしても用いることもありますが、抽出した精油として使用する事が多いです。(例:パチュリ、乳香、イランイラン、バニラ、ラベンダーなど)
貴重な動物性の原料を使用することもありますが、動物保護の観点から使用が禁止されているものもあります。(例:貝香、麝香、竜涎香など)
香り、形状、使用方法の違いなどで、いろいろな種類のお香があります。
つなぎのダフ粉※をお香の原料を混ぜ捏ねて、造形し乾燥させたものに、火を直接つけます。煙で香りが拡散されます。 ※タブ粉は、クスノキ科タブノキ属の幹の皮を粉状にしたものです。水と混ぜると糊のようになります。
陶器でできた香炉の中に灰を入れ、火のついた炭を灰の中にうずめます。 そして、銀葉という雲母板を置き、その上に香木を置いて熱を加えます。
香木や漢方薬などのお香原料を、指紋に入り込むほどの細かいパウダー状にして混ぜ合わせたものが塗香です。 古くは、身だしなみとして身体に塗ったり、山寺などの参拝で水がない場所で手を清めたりして使われるのが、一般的でした。
匂い香には、香木や漢方薬などのお香の原料を刻んで調香し、巾着などの袋に入れた匂い袋や、手紙と一緒に添える文香、部屋飾りの薬玉(くすだま)などがあります。
精油は、植物の種子・花・葉・果皮・樹脂・樹皮・根などから水蒸気蒸留や圧搾、溶剤などで抽出した液体状のエッセンスです。 天然の有機化合物が数十個から数百個集まった揮発性の芳香成分です。 芳香そのものを楽しんだり、アロマクラフトに加えたり、トリートメントで使用します。
和名は乳香と言います。クリアで深みのある香りです。 古代より宗教儀式で使用されていました。
和名は白檀とよばれます。まろやかで甘みのある香りです。 儀式や瞑想でよく使用されています。
和名は丁子です。スパイシーさと奥深い甘みのある香りです。 空気の清浄に良いと言われています。
土を思わせるようなアーシーな香りです。落ち着いた香りは、しっかりと地に足をつけさせてくれるような香りです。
和名は没薬と言われ、古代エジプト時代ではミイラの保存のため、防腐剤として使用されていました。
スモーキーで深い甘さを持つドライな香りです。様々な日用品の香料として活用され、香水の香料としても重要な香りです。
ここでは、コーン型のお香の作り方をご紹介しましたが、タブ粉や水の量を調節して、渦巻き型やスティック状のものを作ることもできます。 虫除け用や空間の香り付けなど、用途によって精油(アロマオイル)をブレンドするとオリジナルのお香が作れます。 ぜひ、お香の香る生活を楽しんでください。
マインドフルネスにも使える、ドライハーブを使ったオリジナルのお香を作り方をご紹介します。昔から瞑想や座禅の場には、お香が焚かれていました。香りが意識を集中させ、心を安定させてくれるスイッチになるからです。立ちのぼる香りを感じながら「今、この瞬間に」意識を向けるマインドフルネスに挑戦してみませんか?
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1
1)厚めの用紙で円すい形のコーンを作ります。
2
2)ラベンダーのドライハーブを細かく粉砕します。(ミルサーを使うと早くできます。)
3
3)サンダルウッド精油 4滴、フランキンセンス精油 3滴、ラベンダー精油 3滴を加えます。
4
4)たぶ粉を入れ混ぜ合わせます。
5
5)水を少しずつ加えて、手で握ってしっかり塊ができるまでよく練ります。(粘土の固さを目安にしてください。)
6
6)1で作った厚紙のコーンの中に空気が残らないように、隙間なく詰め込んで形を整えます。
7
7)1週間程度日陰に置いて乾燥させ、水分がなくなったら型から外して出来上がりです。
8
8)火を付け、静かに立ち上る煙と香りを感じながらゆっくりと心を落ち着けてみてください。
お香は火を使いますので、香りが気化してひろがりやすくなります。香りの保留剤となってくれるベースノート精油を多めにすることで香りを感じやすくなりますよ。
サンダルウッド 3mL
パチュリ
クローブ
レモングラス
ホーリーフ
ネロリ
ゼラニウム