真正ラベンダーとは / Lavandula angustifolia
真正ラベンダーの中でも、南フランスのプロヴァンス地方で採れるものは、フランス政府によって品質が保証された最高級の精油として有名です。ヨーロッパでは、古くから薬草として利用されてきた歴史があります。当店では、この最高級のラベンダーのみを取り扱っています。
- ※使用上の注意※
- 低血圧の人は血圧を下げすぎる恐れがあるので注意。
※ペパーミントなど血圧をあげるものと一緒に使うことで調整することができます。
as just a piece of knowledge〜ラベンダー
真正ラベンダーは、リラックスに良いと言われる精油のひとつです。
その香りによる歯科診療時のストレス緩和効果の調査研究がされました。
女性16名を対象とし、真正ラベンダー精油の香りを嗅ぐ群と無香の群に分けて、唾液アミラーゼ活性、血圧、脈泊数などの生理的反応を測定しました。その結果、歯科診療において、真正ラベンダー精油の芳香浴を行うことは、患者のストレス緩和として有用ではないかと考えられています。
ラベンダーには亜種が存在する
ラベンダーには、原種、ラバンジン、スパイクラベンダーなどの亜種があります。
原種のラベンダーは、亜種と区別するために「真正ラベンダー(トゥルーラベンダー)」と呼ばれます。
- 真正ラベンダー:背丈が低く、1本の茎に穂がつき、つぼみから花びらが突き出ています。
- スパイクラベンダー:3本に枝分かれし、小さな穂をつけています。
- ラバンジン:3本に枝分かれし、花がもっこりしているのが特徴です。
真正ラベンダーの学名
真正ラベンダーの学名は、Lavndula angustifoliaがよく使用されていますが、Lavandula officinalisやLavandula veraも真正ラベンダーのことを指します。「officinalis(オフィシナリス)」はラテン語で「薬用」、「vera(ベラ)」は、「真実」という意味です。
真正ラベンダー精油の特徴
【心ほどける繊細でやわらかな香り】
当ショップでは、プロヴァンス地方の生産にこだわるのみならず、標高1000m以上のとある村に限定して仕入れを行っています。そのため、繊細でやわらかな、心に響く香りが実現するのです。
【あらゆる心と身体のトラブルに】
万能精油と呼ばれますが、特にリラックスタイムの演出に役立ちます。イライラや緊張、不安などでぐっすり眠れなかったり、肌の調子が乱れたときに。
こんなお悩み&シーンにおすすめ
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アロマバスに
大さじ1杯のバスベースや粗塩に精油10滴を溶かし浴槽に入れましょう。 湯気と共に立ちのぼってくる香りを深く吸い込んだら、日頃の疲れや悩みも溶けていく気がしませんか。
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スキンケアに
小さじ1杯のキャリアオイルやお手持ちの美容オイルに1滴足し、小さな円を描くように馴染ませます。自然のチカラで肌本来の健やかさを取り戻しましょう。
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大切な人とのスキンシップに
小さじ1杯のキャリアオイルに1滴垂らし、手のひらや足の裏をやさしく撫でてあげましょう。楽しい会話も忘れずに。大切な人へ、愛情がたっぷり伝わりますよ。
真正ラベンダーを使ったアロマレシピ
RECIPE
衣替えの季節にラベンダー精油を使った防虫サシェ
市販の防虫剤は独特のニオイが気になると言う方もいらっしゃるかもしれません。大切な服を次のシーズンでも着られるように、アロマが香る防虫サシェを作りましょう。※レシピのゼラニウムを真正ラベンダーに替えて作りましょう。
詳しいレシピはこちらから
セラピストのおすすめブレンド
真正ラベンダー
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ベルガモット
季節の変わり目の疲れた心身にしみる真正ラベンダーとベルガモットのブレンド。ラベンダーのさわやかな中にもほのかな甘さとベルガモットの奥ゆかしい柑橘の香りは相性の良いブレンドです。
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精油のノートとブレンディング
精油は1種類でも良い香りがしますが、数種類を組み合わせることでより豊かで奥深い香りになります。
精油のノートとは
ノートとは、精油の揮発する早さ、香りが鼻へと伝わる早さのことです。
揮発が早い順に「トップ」「ミドル」「ベース」に分けることができ、ブレンドはノートを意識することで時間の経過によって変化していく香りを楽しむことができます。
代表的な精油
- トップ
- レモン / グレープフルーツ / オレンジ
- ミドル
- ラベンダー / クラリセージ / ゼラニウム
- ベース
- パチュリ / サンダルウッド / フランキンセンス
ブレンドのコツとは?
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NO.1
揮発しやすいトップノートの精油は多めに、香りが長く続くベースノートの精油は少なめにブレンドします。
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NO.2
強い香りの精油はトップ、ミドルにかかわらず少なめにすると、全体のバランスがよくなります。
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NO.3
ブレンドは「スイカに塩」です。意外な組み合わせが、絶妙な香りのバランス、多彩な香りになります。
いつもはあまり使わない精油や苦手な精油をうまくブレンドして、黄金比率の配分を見つけて、香りを楽しむのはいかがでしょうか?