ウィンターグリーンとは　/　Gaultheria procumbens

ウィンターグリーンは地面を這うように生える低木で赤い実をつけます。冬でも艶やかな緑色をしている北米の常緑植物です。ネイティブアメリカンが伝統的に使っていたハーブとして知られており、葉はお茶として飲んでいました。

※使用上の注意※

妊娠中、授乳中は使用を避ける。刺激が強いため大量使用は危険です。

ウィンターグリーン精油の特徴

【筋肉痛や頭痛に】

主成分であるサルチル酸メチルは科学的にはアスピリンと同じもので、湿布薬などに広く使われている成分です。刺激が強いため、使用量は極少量にしておく等の注意が必要です。

【香りを嗅いでリフレッシュ】

メントール系の香りのウィンターグリーンは緊張をほぐしてくれます。気持ちと一緒に身体も元気づけてくれますよ。

こんなお悩み＆シーンにおすすめ

• 香りを嗅ぐ（集中）

  

  アロマストーンに精油を数滴垂らし、デスクの傍らに置いてみましょう。思考がクリアになって、いつもより仕事や勉強が捗る気がしてきますよ。

• 足浴や手浴に

  

  大さじ1杯のバスベースや粗塩に精油５〜６滴を溶かし、大きめの洗面器に入れ、手や足を浸します。服を着たままでもOKなので、時間がないときにも。

• ディフューザーで空間に

  

  ディフューザーに数滴垂らし、お部屋に香りを漂わせて。単品だけでなく、いくつかの香りを組み合わせることで、あなたの空間オリジナルの香りが出来上がります。

ウィンターグリーンを使ったアロマレシピ

RECIPE

スポーツ後の足ケアにアロマジェル

スポーツ後の疲れた足のアフターケアに使えるアロマジェルのレシピをご紹介します。※※注意※※レシピの希釈濃度は必ず守ってください。

詳しいレシピはこちらから

セラピストのおすすめブレンド

ウィンターグリーン
＆
レモン

頭痛や、日々のやることに追われて頭がいっぱいになった時、ウィンターグリーンとレモンを1：2でブレンドして嗅いでみましょう。頭をすっきりさせ、緊張もほぐしてくれます。

＆

精油のノートとブレンディング

精油は1種類でも良い香りがしますが、数種類を組み合わせることでより豊かで奥深い香りになります。

精油のノートとは

ノートとは、精油の揮発する早さ、香りが鼻へと伝わる早さのことです。
揮発が早い順に「トップ」「ミドル」「ベース」に分けることができ、ブレンドはノートを意識することで時間の経過によって変化していく香りを楽しむことができます。

代表的な精油

トップ

レモン / グレープフルーツ / オレンジ

ミドル

ラベンダー / クラリセージ / ゼラニウム

ベース

パチュリ / サンダルウッド / フランキンセンス

ブレンドのコツとは？

• NO.1

  揮発しやすいトップノートの精油は多めに、香りが長く続くベースノートの精油は少なめにブレンドします。

• NO.2

  強い香りの精油はトップ、ミドルにかかわらず少なめにすると、全体のバランスがよくなります。

• NO.3

  ブレンドは「スイカに塩」です。意外な組み合わせが、絶妙な香りのバランス、多彩な香りになります。

いつもはあまり使わない精油や苦手な精油をうまくブレンドして、黄金比率の配分を見つけて、香りを楽しむのはいかがでしょうか？