ビターオレンジとは / Citrus aurantium
インド、ヒマラヤが原産で、中国から渡来し、現在では伊豆半島や和歌山が主な産地です。ビターオレンジ、ネロリ、プチグレンの3種類のエッセンシャルオイル(精油)は同じ植物の異なる部位から採取されたものです。
- ※使用上の注意※
- 肌に使用する場合は、基材などで希釈し塗布後12時間は紫外線をお避けください。
酸化が速いので開封後半年以内に使い切ってください。
ビターオレンジ精油の特徴
【深い呼吸に】
お湯を入れたマグカップにビターオレンジの精油を垂らし、蒸気を吸いこむことで深い呼吸に導きます。深い呼吸は、体の巡りをよくし心身ともに緩ませてくれます。
【明るく前向きな気持ちへ】
フレッシュなさわやかさとジューシーさを感じる香りが、明るく前向きな気持ちに導いてくれます。ストレスが溜まった心に柔軟性を与え、楽観的に物事を考える手助けをしてくれます。リフレッシュしたい時にもおすすめです。
こんなお悩み&シーンにおすすめ
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アロマバスに
大さじ1杯のバスベースや粗塩に精油10滴を溶かし浴槽に入れましょう。 湯気と共に立ちのぼってくる香りを深く吸い込んだら、日頃の疲れや悩みも溶けていく気がしませんか。
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香りを嗅ぐ(リラックス)
イライラしたり、肩に力が入っているなと感じたら、まずは香りを嗅いで深呼吸。ティッシュやコットンに垂らして、ハンカチに挟んでおくのもオススメです。
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ディフューザーで空間に
ディフューザーに数滴垂らし、お部屋に香りを漂わせて。単品だけでなく、いくつかの香りを組み合わせることで、あなたの空間オリジナルの香りが出来上がります。
ビターオレンジを使ったアロマレシピ
RECIPE
シュガースクラブでかかと美人を目指しましょう
寒くなると、かかとの乾燥が起こりがちです。人に見られることは少ないですが、靴下をはくときに引っかってしまうこともあるので、普段からお手入れをしておきましょう。
詳しいレシピはこちらから
セラピストのおすすめブレンド
ビターオレンジ
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マジョラム
酸味の奥にオレンジのジューシーさを感じるビターオレンジの香りにハーバルでグリーンなマジョラムの香りをブレンドすれば、爽やかな季節を思わせる香りになります。
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精油のノートとブレンディング
精油は1種類でも良い香りがしますが、数種類を組み合わせることでより豊かで奥深い香りになります。
精油のノートとは
ノートとは、精油の揮発する早さ、香りが鼻へと伝わる早さのことです。
揮発が早い順に「トップ」「ミドル」「ベース」に分けることができ、ブレンドはノートを意識することで時間の経過によって変化していく香りを楽しむことができます。
代表的な精油
- トップ
- レモン / グレープフルーツ / オレンジ
- ミドル
- ラベンダー / クラリセージ / ゼラニウム
- ベース
- パチュリ / サンダルウッド / フランキンセンス
ブレンドのコツとは?
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NO.1
揮発しやすいトップノートは多めに、香りが長く続くベースノートは少なめにブレンドします。
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NO.2
強い香りの精油はトップ、ミドルにかかわらず少なめにすると、全体のバランスがよくなります。
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NO.3
ブレンドは「スイカに塩」です。意外な組み合わせが、絶妙な香りのバランス、多彩な香りになります。
いつもはあまり使わない精油や苦手な精油をうまくブレンドして、黄金比率の配分を見つけて、香りを楽しむのはいかがでしょうか?