アロマで虫よけ！おすすめアロマオイル（精油）や虫除けアロマクラフトの作り方について解説
季節のおすすめ精油
最終更新 2023年9月11日
アロマオイル（精油）で虫除けとは？
植物の中には、虫から自身を守るために忌避作用のある成分を産生するものがあります。
例えば、蚊取り線香に使用されている除虫菊は、花（小房）に天然の殺虫成分であるピレトリンを含んでいます。
アロマオイル（精油）を抽出する植物にも、虫除け効果がある芳香成分を含んでいるものがあります。
ここでは、どんな芳香成分が、虫除けに良いのか解説します。
虫が嫌いな芳香成分
アロマオイル（精油）の中では、どのような芳香成分が虫除けになるのでしょうか。
代表的な虫が嫌いな芳香成分は、「シトロネラール」、ゲラニアールとネラールの混合成分の「シトラール」、「ゲラニオール」などがあります。これらの成分は、特に蚊が嫌がると言われています。
アロマオイル（精油）を使って作れる虫除けアロマクラフト3選
虫除けアロマクラフトは、化学物質であるディート特有の匂いがないので、天然のアロマオイル（精油）の香りを楽しみながら、虫除けが可能です。
ケミカルなものが苦手な方や、天然のものを使いたい方に、簡単にできる虫除けアロマクラフトをご紹介いたします。
アロマミストスプレー
アウトドアやちょっとしたお出かけ用に、虫除け用アロマスプレーを作りましょう。
【材料】
・ミストスプレー容器 60mL
・無水エタノール 5mL
・精製水 45mL
・虫除けが期待できるアロマオイル（精油）5滴
レシピはこちら
アロマキャンドル
アロマキャンドルを作って、キャンプや屋外で虫除けキャンドルとして使用します。
（火の取扱いにはお気を付けください。）
【材料】
・ロウソク （5号）2本
・紙コップ
・鍋
・虫除けによいアロマオイル（精油）30滴 （※数種類使用する場合は、合計20滴になるようにします。）
・かき混ぜるもの
【作り方】
�．蹈Ε愁�は芯を抜き、できるだけ細かくします。※抜いた芯は後で使います（1本）
�∈戮�くしたロウソクを紙コップに入れ、湯煎します。
��ロウソクが溶けてきたら、ロウソク芯を真ん中に入れて、途中まで割った割り箸に挟み固定します。
�っ扈�けによいアロマオイル（精油）を入れて、よく混ぜます。
�ヅ鮴�から取り出し、紙コップの外側を軽く拭いたら、そのまま１〜2時間乾燥させます。
�Ε蹈Ε愁�が固まったら、できあがりです。
※ご使用の際は、火気の取扱いに充分お気を付けください。
アロマジェル
ジェルに虫除けが期待できるアロマオイル（精油）を入れて、腕や脚に塗布しておきます。
【材料】
・ジェルベース 15g ※大さじ１
・虫除けによいアロマオイル（精油）1滴
・真正ラベンダー 2滴
・蓋つき容器
・かき混ぜるもの
【作り方】
�ヽ犬弔�容器に、ジェルベースを入れます。
�↓，肪扈�けによいアロマオイル（精油）と真正ラベンダーをいれて、よく混ぜます。
※真正ラベンダーを加えることで、お肌にマイルドに作用します。
注意すること
1) 虫除けになる芳香成分は、お肌に触れる場合は、比較的刺激の強いものとなっています。直接アロマオイル（精油）が肌に触れないように、必ず乳化剤と混ぜて虫除けアロマクラフトを作製しましょう。お肌の弱い方は、あらかじめ上腕の内側でパッチテストなどをしてからの使用をおすすめします。
2) アロマオイル（精油）で作製する虫除けアロマクラフトは、市販のものとは違い持続時間が長くないので、1時間〜2時間ごとにつけ直す必要があります。
3) 作製したアロマクラフトは、防腐剤が入っていないので、2週間を目安に使い切るようにしましょう。
まとめ
ナチュラル志向の方には、おすすめの虫除けアロマクラフトとなっています。
香りも楽しめる虫除けスプレーで、体にも心にも優しい虫除けアロマクラフトをぜひ作製してみましょう。
